佐藤管理部長、まことに不当な答弁です。当時の状態は、今あなたが言ったような状態とはまるで違うのです。一般の善意ある市民は、防空壕やそれから掘立小屋に居住しておったんです。あるいは住むに家なくして、遠いいなかからリュックを背負って通っていたんです、東京に。
引き続きまして、先ほどの問題に戻りまして、佐藤管理部長に質問しますが、私の管財局長に対する質問をあなたさっき聞いておられませんけれども、国立国会図書館の分館のあるところ、今本院の議員会館並びに速記者養成所の使っている中に三百坪不法占拠されているところがある。それで、占拠した者は大部分が旧陸軍に勤めておった者だ、こういうお答えで、大部分ということなんであって、全部とは言わない。
本院佐藤管理部長が出席いたしました。
○小酒井義男君 佐藤管理部長の説明だと、今そういう一つの原則といいますか、そういうものがあるということですが、やはり高田委員から意見、質問が出ておったように、運転手の勤務というのは特殊なんです。そういう点を考えると、やはり車庫の近くに住宅を考えるということは、大蔵省としても、ほかと同じようなふうに扱う必要は私はないんじゃないかと思うのです。